6.26講演とビデオのつどい

福島原発　あの時何が？今何が？

　福島原発事故から１年２か月。今なお、約３万人以上といわれる人々が故郷から追われたままです。生活再建の展望もなく悩み、自殺においつめられる方も後をたちません。農業・漁業をはじめ生産者たちも絶望の淵にたたされています。
それでも大飯原発を再稼動させようという野田政権は、倫理観も正常な感覚もなくした末期政権です。私たちは、大飯原発の再稼働を許しません。

「あの時」何がおきたのか、そして今何がおきているのか。汚染水の危機的状況はなお続いています。４号機の燃料プールには全世界が注目しています。4号機への異例の大臣視察で「安全」をアピールするパフォーマンスに、かえって不安を感じます。東京湾の放射線量は上昇し続けています。
何一つ「収束」などしていない福島第１原発事故の真実を見つめなおしましょう。

ビデオ　｢インサイド・メルトダウン（福島の7日間）｣は英国の放送局が取材・編集したもの。事故から７日間の生々しいドキュメント。日本では初見の映像が山盛り。
　講師の槌田敦さんは物理学者。理化学研究所研究員、名城大学教授など歴任し、７０年代から一貫して反原発を訴えてきました。
　『原子力に未来はなかった』（亜紀書房）、『原発安楽死のすすめ』(学陽書房)など著書多数。

6.26講演とビデオのつどい　　福島原発　あの時何が？今何が？
日　時 /　6月26日(火)　午後6時30〜
会　場 /　消費者生活センター２階大集会室（JR蒲田駅東口から徒歩５分）
内　容 /　ビデオ　「インサイド･メルトダウン―福島の七日間」
　　 　　/　講　演　「あの時何が？　今何が？」
　　　　　　　　講　師　　槌田 敦(物理学者)
参 加 費　　500円(福島からの避難者と高校生以下は無料)