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清水 峰生の
平成峰生記タイトル

kakko1第24回 布哇庵28年目を迎えて '07.8.22kakko2

昔と変わらぬ布哇庵新宿のかの地に産声をあげたパブ「布哇庵」は1980年に開業。
今年、数えで28年を迎えました。それまで、お客さんがハワイアンを歌ったり、フラを踊ることができるお店は都内でも30店舗くらいありましたが、ウクレレやギターをはじめとする楽器を弾くことができるお店は無く、「布哇庵」がそのはしりであったと言えるでしょう。

狭いながらも軽く飲みながら楽器を弾いて、歌を歌い、ちょっとフラも踊って、楽しんでくださるお客様がずっといてくださったから今までやって来れたのだと思います。
開店当初は私も若かった分、お客様も同じように若くて元気な方たちばかりでした。
一緒に小淵沢まで出かけて、ピクニックやバーベキューを楽しんだり、熱川の民宿を借り切って小旅行を企画したり、大山の麓まで車を連ねてドライブしに行ったり、大小様々なパーティを開催したりと一緒に盛り上がったものでした。
屋形船を借りて、「浴衣でハワイアン」という企画もやりましたね。振り返ると本当にいろいろなことをやったものです。

時はどんどん過ぎていき、私もお客さんも齢を重ねていき、あれこれ華やかに色々な活動をする時代も幕を閉じ、バブルが弾け、徐々にお客様も変わっていき、2世代・3世代の方が布哇庵に訪れるようになりました。
気がつくと、「布哇庵」のようなお店は、「布哇庵」だけになりました。

時代と共にお店のスタイルも変わっていくものです。今は、ハワイをはじめとした南国をイメージさせるパブレストランやカフェが都内でどんどんオープンしています。
例えば、恵比寿は「リトルハワイ」と称されるくらい、そのようなお店が密集する地域になっています。一方、「布哇庵」は変わらず、開業当時のスタイルを改めることなく、私と妻が元気な限り続けていこうと思っています。ただし、28年を迎えて、営業日を変更させていただきました。

今まで歌手活動に、お店のマスターにと走り続けてきましたが、そろそろお時間を頂戴し、やろうやろうと思いながら出来なかった事に注力していこうと思っています。
ひとつはイベントの企画・プロデュースについてもっと時間をかけて詰めていくこと、もう一つは自分が蔵書しているハワイアンの歴史的資料の整理と執筆活動の準備です。とはいうものの、なにぶん、ものぐさな性格なものですから、どこまでかっちりとやれるか、どうか。でも、決意は本物です。やりますよ。マイペースでね。  (了)

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