Lucy's Ukuleleは2004年2月、サンタモニカから再びシアトルに戻ってきました。 と、いうわけでタイトルもあらためて「シアトルから”I”をこめて・リターン」 こちらシアトルの話題などを交えながらLucy's Ukuleleの近況をご紹介して参ります。 様々なInformationをI(私)こと、Lucyが皆様に「愛」をこめてお送りいたします。 |
2008年7月 第10通 Ukulele Festival in Seattle |
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皆さん、こんにちは。 シアトルも6月の後半から毎日夏の暑さが続いています。 6月はポートランド(オレゴン州)やシアトル(ワシントン州)でウクレレフェスティバルがあります。 昨年もお便りしましたが、今年はそのシアトル編です。 6月27日と28日の2日間、Dusty Stringsというアコースティックの楽器店で今年で7回目になるUke Festival が開催されました。 コンサートのスペシャルゲストはJames Hill, John Kingが演奏。 John Kingの事はご存知でない方もおられるかも知れませんが、アメリカでは良く知られているウクレレ奏者です。フロリダのエッカードカレッジでクラッシクギターを教える彼の得意は、やはりBachなどのクラシックの曲が中心。80年後期からクラシックミュージックをウクレレの演奏にアレンジして、今ではレパートリーも半端じゃないようです。(youttubeでも紹介されています) 27日土曜日の夕方には、なんとオータサンのワーク ショップがありました。私達も$45の大金を払ってワークショップに参加!オータサンがウォークショップをするのは、それはそれは大変久しぶりだったそうで、ご自身も何を教えて良いやら・・・。 結局は、トークショー形式のワークショップになりました。会場には同日発売されたばかりのLoPrinzi Herb Ohta Modelが展示されていたので、さっそく持ってもらい写真を撮りました。オータサンの名前が勝手に使われたウクレレが過去にもいくつかあったそうですが、オータサン自身が承認エンドースしているウクレレはカマカのコンサートと、この新発売のLoPrinzi Herb Ohta Modelだけだそうです。 (最近リリースされたHawaiian MoodというCDで演奏しているそうです) 28日の日曜日はDusty Stringsのフェスティバルとは別に、シアトル タウンホール シアターでオータサンのコ ンサートがありました。オープニングはHerb Ohta Jr.が飛び入りで5曲ほどをソロで演奏。 そして父であるオータサンをステージに呼び出し、親子共演!これもまたとても貴重な体験です。 ふだんも一緒に演奏する事の無い二人だそうですが、 さすがプロ。 いや、さすが親子!息がぴったりの4曲を披露してくれました。 そしてオータサンのステージは、ギターにNando Suanを迎えて15曲ほどを演奏。どの曲もNando Suanのギターとのからみが印象的でとてもインパクトがありました。 Nando Suanは5月に奥さんをなくされたとオータサンから聞きましたが、演奏中はオータサンとの掛け合いでみせる笑顔はまったく悲しさを感じさせませんでした。演奏曲の一曲"Where is my love tonigh"tだけは、言葉でいえない哀愁を感じました。 アンコールを一曲演奏してコンサートは終了。 このコンサートには、Jim Beloff, James, Hill, John Kingなども見に来ていました。コンサート終了後は、会場入り口のホールにはオータ サンや彼達を取り巻く人でにぎわっていました。 来年は是非、Dusty Strings Ukulele Festivalに来て下さいね。 シアトルより愛を込めて。 (Lucy) |
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