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ウクレレ見聞録

ウクレレな出来事について記しています。

ハーブ・オータ ウクレレコンサート '99
(1999/7/15 東京・かつしかシンフォニーヒルズ・アイリスホール)

出演=ハーブ・オータ(ウクレレ)/ブルース・ハマダ(ベース)/
フランシス・ホオカノ(ヴィブラホーン)、ゲスト/ミッキー・吉野
7月15日(木)ハーブ・オータ ウクレレコンサート'99に行ってきました。このコンサートは今夏、日本各地で行われているオータさんのコンサートツアーの一環で、東京では葛飾区にある「かつしかシンフォニーヒルズ」(右写真)で行われました。

この「かつしかシンフォニーヒルズ」、すごく豪華な施設で噴水はあるわ、モーツアルトの像が葛飾の空を仰いでいるわで、まさにクラシックの殿堂の趣きでした。まあ、「シンフォニーヒルズ」で「モーツアルト」ですからそうなんでしょうけど。「ウクレレコンサート」という今回の題目がミョーに浮いたような感じでした。
シンフォニーヒルズ全景
銅像は寅さんではなく、モーツアルトさん

会場の模様 コンサートは18時半に開場。
開場されるやいなや販売コーナは押すなへすなの大盛況。(左写真)
オータサンのCD、ビデオなどを販売していましたが、あのハーブ オオタモデルのウクレレもお目見えしてました。「ラオックス楽器館ストアライブ」で山口岩男さんも弾いたウクレレです。

ハードケースとタグにオータサンのシンボルマークが記されています。
軽いしネックも太くないので弾きやすかったですよ。

さて、コンサートですが、いつもの「ボク、アメなめてるの」というしゃべりからオータ・サンのソロで「RHAPSODY IN BLUE」がスタート、それから、ハマダさんやホオカノさんが続き、ジャズナンバーを中心に演奏が続きました。
しかし、どうもプログラムにない曲目や曲順で進行している。ん?「SUMMER TIME」なんてあったっけ?

時折、ハマダさんやホオカノさんがオータさんの顔を見て、笑っているのは、オータサンが気分次第?で曲目を変えているからだろうか?と思いました。ホオカノさんはその昔、オータさんがバンドを率いていた時のメンバーだそうで、今回、ホオカノさんと一緒にやっていて本当にオータサンは楽しそうでした。

後半はミッキー・吉野さんが登場。会場にどよめきが起こりますが、それはゴダイゴで知っているあの体格の半分位になっていたから。帽子を深く被っているしほんとに本当にミッキー・吉野さんかと思うほど。音楽はゴダイゴ当時のテイストが全くなく、力強くてスピード感のある「坂本龍一氏のインストルメンタル」という感じでした。

ミッキー吉野さんとオータサンとの共演ですが、ピアノの音とウクレレの音が近いせいか、ちょっと溶け合っていないかなという印象を受けました。
コンサートポスター
演奏風景は撮影不可なのでホール
にあったポスターをどうぞ(和田誠画)

さて、後半では演奏に合わせてお客さんの手拍子も出たので、オータさんもノリノリ。「TAKE THE "A"TRAIN」では鼻歌も交じり、いかにもノッテやっているというのがよく伝わりました。

アンコールは「SONG FOR ANNA」。今回、ハマダさんとホオカノさんがウクレレを際立たせるバック演奏をつとめ、すばらしかったです。プロフェッショナルの至高の演奏に体全体が洗われたような素敵な夜でありました。


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