header

a letter from seattleukulele collectionsheetmusicUkulele VarietyUkulele extra



素晴らしきヴィンテージ・マーティンウクレレの世界

Martin Ukuleleの歴史


martin headMartin社は1833年、ドイツからの移民、C.F. Martinが米国ペンシルベニア州ナザレスに創立。
その後間もなく、世界中でも指折りの高品質ギターメーカーとして有名になり、現在でもその定評を継続しています。

ウクレレの製造の試みは1907年に始まり、記録によると、その年の12月10日に第一号試作品が完成。

その仕様で製造されたウクレレは、スプルース トップ(えぞ松、天板)で、ブレーシング(ちから木)をたくさん施しあまりにもギターによく似た作りであった為、ウクレレらしい音が出せず、評判が良くなかったそうです。

(その後、当時マーティンと肩を張るギターメーカーのCharles H. Ditson社の当時の技術責任者Harry Hunt氏とF.H. Martinが共同でデザインしたウクレレが、現在残っている
1910年後半から30年代のMartin ukuleleの原型となります。)

評判の良くなかったウクレレから8年かけて試行錯誤を繰り返し、仕様を決定し、1915年ついに最初のプロトタイプ(試作品)12本が製造されます。
そして翌年1916年にウクレレは、マーティン社の通常生産商品となり、この年に1371本のウクレレが生産されました。それでも生産初期から20年前半に生産されたウクレレの中には、若干仕様を変え、新しい事を試み、試行錯誤を繰り返した職人の意地、意気込みすらを感じさせてくれる物が現在も残っています。

生産のピークは1916-1930年に至り、1926年には一年間に14,000本以上のウクレレが生産され程の商品となりウクレレはマーテイン社にとって、経営を支える重要な商品となります。
またその後、第二次世界大戦に出兵した兵士達が出兵時にウクレレを持って行ったり、ハワイ駐屯兵が本土に帰国後、ハワイへの思いをウクレレに託したりと云った事や、戦後のハワイブームも手伝って1940年後期から50年初期に、第二次ウクレレブームが訪れます。

ところが50年中期に入るとエレクトリックギターが爆発的に人気を持ち、ウクレレの需要が減少。
1965年にはStyle-1, 2, が生産ラインからはずされます。
1920年から30年代に渡る、アメリカ大不況時代にマーティン社を経営の危機から救ったウクレレも1977年、ついにマーティンの生産ラインからその姿を消します.......

その後は、受注生産(カスタムメイド)のみとなりました。
(マーティンのウクレレ生産数の記録を見ると、ウクレレが流行った時代がわかる様な気がします。)

Martin Ukuleleの生産数推移(1915〜1971)
products amounts
資料出典元:CF Martin & Co. 


| style-0 | style1・1k | style2・2k | style3・3k | style5khistory |

| HOME | マーティンウクレレ | シアトルより | コレクション | ミュージックシート | ウクレレバラエティ | エクストラ |

sorry,this site is Japanese only
当サイトは、Netscape 4.0以上、Internet Explorer4.0以上のブラウザでご覧ください。
「Lucy's Ukulele」で提供されているコンテンツを複製または転載し、頒布し、他に送信することを禁じます。

Copyright Lucy's Ukulele ,since 2000