martin_style5k

素晴らしきヴィンテージ・マーティンウクレレの世界

Martin Style-5K

Martin Style-5

プロフェッショナルモデル、最高級品。アバロニ貝をインレイにふんだんに使い、コア材もStyle-3Kで使用する物以上の品質の物を使用。世界中に200本はないであろうと云われており、現在では演奏用としてではなく装飾品としてコレクターに愛されています。5Kが生産中止になった後、一年間だけ本体にマホガニーを使用したStyle-5が生産されました。（幻です）

基本仕様

カーリーコアボディー、アバロニ貝トリミング、アバロニ貝パフリング、象牙サドル、ナット、フラワーポットバールインレイヘッド、アイボロイドバインディングエボニー指板、スノーフレイクス、ダイアモンド、キャッツアイ指板インレイ、パテントチューナー

1922

生産開始

1923

カタログに登場

1925-1926

アバロニ貝トリミングがサイドにも使用される

1927

上記中止

1940

生産中止

1941

Style-5 マホガニーバージョン（モデル）登場
木の材質以外は、ほぼ5Kと同じ仕様

1942

Style-5 マホガニーバージョン生産中止

Comment

ヘッドのフラワーポットに関して： 5k flowerpot

生産開始以前のプロトタイプ/試作品と思われますが、5Kの中に、フラワーポットのインレイがない物もあります。

またStyle-5 マホガニーバージョンにもフラワーポットは使用されなかった様です。

1916年に製造されたStyle-3エンプロイーバージョンの中に、将来生産が開始される5K, 5M, の構想がすでに出来ていた事を思わせるウクレレがあります。