素晴らしきヴィンテージ・マーティンウクレレの世界

Martin Style-1, Style-1K Martin Style-1・1K Style-0の一つ上のモデル。Style-0との違いは、ポジションマークが4つである事と、ボディーのまわり（トップ、バック共）にローズウッド（生産初期）や、べっ甲柄のセルロイドのバインディング（飾り）がされている事。材質等は変わらない。Style-1 （写真右）　ボディーにマホガニー材を使用。Style-1K(写真左）ボディーはコア材仕様。 両者の違いはボディーの材質のみ。 基本仕様 マホガニーボディー、ネック、ローズウッド指板、サウンドホールパフリング、ローズウッドバインディング、4ドットポジションマーク Style-1K:コアボディー、フリクションチューナー、Style-1基本仕様 1916 生産開始 1916-1923 硬質木材フィンガーボード（指板）仕様 1916-1926 Style-1硬質木材ペグ仕様 1919 Style-1カタログに登場 1920 Style-1K 生産開始 　（グローバーフリクションペグ使用） 1924 Style-1 エボニーナット、ローズウッド指板に仕様変更 1927 Style-1 パテントチューナー使用開始（硬質プラスティック黒色、楕円形） 1933 ヘッドにディキャルロゴ使用開始 ポジションマークが大きくなる （1/32インチから1/16インチ） 1940 ヘッドのデザイン変更　（長細くなる） Style-1 チューナーの変更 （Style-0, 2, と同タイプ　Style-0 参照） 1942 Style-1K 生産中止 1950代初期 チューナーの変更 （Style-0, 2,　と同じタイプ　Style-0 参照） 1960代初期 チューナーの変更 （Style-0, 2,　と同じタイプ　Style-0 参照） 1962 Made in U.S.A. の表示開始 1965 Style-1 生産中止

Comment ヘッドのシェープに関して：　 思い切ったヘッドシェープの変更がなされますが、その後５０年代にも６０年代にも、若干の変更がされております。（生産ロットによって違うだけと判断されている方もおられますが、仕様変更であると考えられます）

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